家出!?6歳の娘が突然いなくなった日

6歳の家出事件!娘が1人で出て行った理由にママは絶句…!
あの日のことは、今でもハッキリ覚えてる。
幼稚園帰りに「ラウンドワン行きたい!」と
駄々をこねていた6歳の娘。
まさかその夜、
自分でリュックにお菓子を詰め、
「家出する!」と本当に外に出て行くなんて…!
今回は、
この“6歳の家出事件”の全記録と、
後からわかった次女の
“本当の気持ち”を綴っていこうと思う。
この日幼稚園の帰りからずっと
「ラウンドワン行きたい!」って行ってた次女。
平日だったし、
「今日は行けないよ」と伝えていて
土日に行こうか、なんて話してた。
でも帰りの車の中ではずーっと
「ラウンドワン!ラウンドワン!」
ばっかり言ってて泣いて叫んで大変。
ほかの子も一度行きたいと思ったら
こんな風になるんだろうか?
一度気にし出したら止まらないの。次女。
ホント大変…
そう思いながら、ばあちゃんの家へ。
そこでは近所の子が遊んでたので
次女はラウンドワンのことを
すっかり忘れて一緒に遊んでいた。
ああよかった…
私は心から安堵していた。
泣きわめいて約30分。
やっと落ち着いた。ホッと一息。
そしていざ帰宅。
旦那がすでに家におり
「今日はなかなか大変だったよ~!」
なんて報告がてら会話をしている私たち。
晩御飯を待つ間、
次女はYouTubeを見てる。
結構集中して見るタイプ。
「幼稚園の帰り道にさあ、次女ちゃんがね
ラウンドワンに行きたいってきかなくてさ…
でも、ばあちゃんちの外で遊んできたから
うまく切り替わって良かったよ」
なんて話してたんだよね。
そしたらまさかの
「なんでラウンドワン行けなかったの!?」
が始まってしまった!!

ええ!!マジで!?
集中して見てたやん!YouTube
こんなちっさな声、次女ちゃんに聞こえたんかい!
すっご!
そして、思い出してしまったああああ!!!
「さ、晩御飯作るわ~」
って私は台所に立って話を逸らす。
旦那もなんか作業し始めて。
次女は
「ラウンドワン!」「ラウンドワン!」
ってずっと騒いでる。
旦那も
「土日に行こうな、今日はもう行けない時間だ」
って話してる。一向に落ち着かない次女。
次女は
自分のリュックにお菓子とパンを詰め込んで
幼稚園から持ち帰ってきた水筒を肩から下げた。
私が台所に向かって立っている間に
玄関に向かって歩いていたらしく
靴を履いて家を出た。
「ラウンドワン連れてってくれないんだったら家出する!」
遠くでなんか声がした気がした。
旦那の声がちょっと聞こえた。
「ダメだって!なんで行くの!」
みたいな声だと思った。
私は、ただごとじゃないことを察知し
玄関へ向かう。
旦那は茫然と立ち尽くしてる。
「家出するってよ、ダメっつったのに」
いやいやいや、そうでなく!
あなたはなぜ追いかけないんだ?!
「私行ってくるから!」
家を後にした。
こんな展開、マジであるんかい!って
はらはらしたのを覚えている。
家出した6歳を見守る母|歩く娘の背中に思ったこと
6歳の次女は、
家の前の道路をまっすぐ歩いていた。
私はすぐにその姿を見つけ、
距離を保ちながら後をつける。
チラチラとこちらを気にするその背中に、
複雑な気持ちがこみ上げる――。

娘はすぐに私の姿に気づいた。
近所のママさんが心配そうに見ていた。
「次女ちゃんどうした!」
「家出!?」
「え、今から!?早いな〜!」
近所のママさんとの、
思わず笑ってしまうやり取りに、
少しだけ気がほぐれた。
見失わないように後をつける。
どうするんだろう。どこ行くんだろう。
角をいくつか曲がって、大通りに出た娘。
時間は19時。
夏至のあとなので、まだ明るかった。
なんで明るいんだ!って私は太陽をちょっと責めた。
暗かったら次女は、
家出しなかったかもしれないのに。
さすがに大通りは車も多くて危険。
娘は何度かこちらをチラチラ。
私を気にしてるんだな。
傍観は終わり。
次女のもとへ近づき、手をつなぐ。
ここから30分、次女と根競べが始まった。
気持ちが爆発した6歳|“どうしても行きたい”が止められなかった夜
手をつないで歩道で対話する。
抱えて無理に連れ帰ることもできた。
でも、それでは
次女の気持ちは置き去りになってしまう気がして――。
できれば納得して、
自分の足で帰ってほしかった。

「どうしたの?どうして家出したの?
ママは心配だったよ」
と伝える
娘は、
「だってラウンドワンに連れてってくれなかったんだもん」
と答える。
「平日は行けないよ、土日に行こう」
これを何度伝えても納得してくれない。
「子どもは行ける時間が決まってて、
もう今から言っても入れないんだよ」
伝えても、全然納得しない娘
「ラウンドワン行く!今すぐ行くの!」
涙と怒りで何度も叫ぶ次女。
何を伝えても響かない。
まさに“根競べ”の30分だった。
日が落ちて、暗くなってきた。
ありがとう太陽。
「今日はもう夜だし、ラウンドワンはもう閉まってる。
だから代わりに、特別にコンビニでお菓子買って帰ろうか。」
と、お菓子で釣る形になってしまったが
それで納得してくれるんだったら!!
という神にも祈るような気持ちだった。
19時30分
ようやく
「お菓子買って帰る」

が聞けました…涙目。
無事、帰宅。
ここでした約束は、
しっかり後日果たされ
ラウンドワンで楽しんで来れましたw
(また帰りに事件があったんだけども)
(これもまた後日、ブログにします)
“ただのわがまま”じゃなかった?|6歳の次女に感じた小さな“気づき”
最近、なんとなく思うところがある。
長女(お姉ちゃん)が現在不登校で
もしかしたら何らかの特性あり?
だろうと
医療・相談関係の方々は見立てている。
(診察、診断はまだこれから)

その長女を見ていると
次女もなんだか定型の子にはないような
部分が見受けられる気がしてならない。
(ちなみに不登校のことは次女は知らない)
たとえば今回の行動だけを見ても――
・ラウンドワンに強く固執する様子
・気持ちが抑えられず、6歳で“家出”という行動に出たこと
・説得にもなかなか応じず、約30分間の根競べ
癇癪も、以前から結構あった。
正直「子どもなら誰でもあるある」
だと思っていた。
でも今は、
そう決めつけられない気がしている――。
長女のことがあって
見逃せない気もしている。
だから、今回のことも
こうやって記録しておこうと思った次第。
幼稚園では
“まるで別人”のように優等生。
会話もうまくて、先生のお手伝いも積極的にこなす。
お友達同士のけんかでは、仲裁役になることもある。
家での様子を伝えると、先生はいつも
「嘘みたいですね!幼稚園と全然違う!」
そういう感じの次女なんです。
6歳児が“家出”を振り返って語った本音|「悲しかったんだもん」の理由とは?
実は、その後数日経ってから
次女が落ち着いたときに聞いてみた。

母:「あの日、なんで家出しようと思ったの?」
次女:「ラウンドワンに行きたかったのに、
パパもママも連れてってくれなかった。
行きたい気持ちがずっと止まらなくて、
悲しかったんだもん!」
母:「へぇ、じゃあ、ママが追いかけたときはどう思った?」
次女:「え、嫌だったよー!せっかく1人で出たのに!」
母:「えぇーっ!!てっきり、追いかけてほしかったのかと…!」
次女:「違うよ!ばあちゃん家行こうと思った!
ばあちゃん家で、
誰もラウンドワンに連れてってくれないって
話そうと思ったの」
母:「え!?あの時間に!?まだ少し明るかったとはいえ、びっくりだわ…!」
次女:「だって悲しかったんだもん。ラウンドワン行けなくて!」
だそうだ。
子どもだって、
「自分なりの理由」と「目的」がある。
それを伝える術が、まだうまくないだけなんだ。
この会話から見えてきたのは、
✅ 次女は“自分の意思”で行動していたこと
✅ 「悲しい」という気持ちを、家出という形で表現していたこと
✅ そして後日、その感情を“ちゃんと言葉で伝えられた”こと
一見“わがまま”にも見える行動だけど、
子どもにとっては「感情の出口」だったり、
「主張」の形だったりするんだろう。
感情を言葉にできた6歳の成長記録|“家出”が教えてくれた大切なこと
子どもは、
小さな体でたくさんのことを感じている。
たとえ言葉にできなくても、
「行動」で必死に伝えようとしている。

今回は「家出」という
少し極端な形だったけど、
大人がそっと
「そのとき、何を感じてたの?」
と聞いてあげるだけで、子どもは少しずつ、
自分の中の感情を整理していけるのかもしれない。
小さな体で、精一杯。
うまく言えなくても、
自分の想いを届けたくて必死だったんだなと、
今になってようやくわかることもあります。
子育てって本当に思い通りにいかなくて、
時に
「なんでこんなことを…」って途方に暮れるけど。
それでもやっぱり、
子どもの“気持ち”を信じて、
言葉にできる日を待ってあげたい。
そんなふうに、私は今日も母をやっています。
それにしても家出…
心臓が持たないからもうしないでほしいなぁ。
ここまで
読んでいただきありがとうございます。
イイネ、コメント大歓迎です!
こちら過去の投稿です。
不登校のお姉ちゃんが、
昼夜逆転してゲームしていることについて。
こちらは、
不登校お姉ちゃんの初カウンセリングの
記事です。
不登校の子を持つ親として
これからも日々起こったことを
ブログにし、シェアしていきますので
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