
こんにちは、うるらです。
我が家の次女、6歳。
元気いっぱいの幼稚園児ですが──
先日小児科で「アスペだね」と言われたばかり。
(アスペルガーのこと。現在のASDですね)
この子、実は
こだわりが、めちゃくちゃ強い。
今回、その“こだわり”が引き金になって、
リビングが台風直後のような大惨事に。
※以下では「冷却シート」と表記していますが、文中に出てくるのは子供向けの
“アンパンマンの冷えピタ”のことです(笑)
たったひとつの、冷却シートで……!?
そんな、
先日の「育児ドラマ」をご覧ください。
(つ、つかれすぎた…泣笑)
アンパンマンの冷却シートが欲しいというミッション
先日夜、次女が
「アンパンマンの冷えピタがほしい!」と
言い出した。(本人の言葉そのまま載せる)
我が家の冷却シートの在庫0だったのね。
特に今は熱があるわけでもなく、
“ただ欲しい”のよ(笑)
でも分かる。子どもって、
キャラクターものに命かけてる時あるよね。
ウチの次女、いわゆる足の「成長痛」が
結構ひどいから
冷却シート貼って対処することも多いの。
だから、家の在庫切らすことができなくて。
でも、先日たまたまお店で次女が
「アンパンマンの冷えピタ」を見つけて…
そこからスイッチが入ってるんだよね。
ちょうど、我が家には冷却シートが切れてた。
こんなんだよ↓

私は
「わかった、もしなかったら普通のやつ買ってくるね?」
って伝えて、ドラッグストアへ。
売ってなかった。普通の冷却シートを手に取った私
で、案の定、なかったんだよね。
アンパンマンの冷却シート。
影も形もなくてさ。
仕方なく、普通の大人用ひんやり冷却シートを購入。
「ま、いけるっしょ」と思って帰宅したら……
帰宅後、豹変する妹。椅子は倒れ、罵声が飛ぶ
次女は私が帰宅するの心待ちにしていた。
そして
私の手元の冷却シートを見るなり、
グワッ!!!っと顔が変わったのよ。
次の瞬間──
💥ダイニングの椅子をバッタバタ倒した!!
丸椅子もひっくり返し、
上に立ち、仁王立ちでこう言ったの…
「あぁん?なんで買ってこなかったんだよ!」次女、覚醒
「おい?なんでアンパンマンの買ってこなかったんだよ?」
「大人なのになんで買って来れねぇんだよ、おかしいだろ!?」
「アイツらに聞けばよかっただろ!(←店員さんのこと)」
なんだその言葉遣いは!?
って突っ込みたいけど、
それ以上にショックだったのは
まるで「別人みたいな次女」がそこにいること。
しかも目が鋭いの。
声も低いの。顔も睨みきかせてて怖い。
めちゃくちゃ“悪い女子高生”みたいなんよ…。
これね、たまにあるんだよ。
うちの次女、思い通りにならなかったりすると
めちゃくちゃ不良の女子高生みたいな
口調になってしまうんだよ。
なんだその言葉!って
かつては叱ったこともあったんだけど
そもそも次女は叱られることで
態度を改めるということに直結しないんだよ。
もう、その時は本人もきっと必死で
人格が変わっちゃうくらいなのよね。
思い通りにならないと、こんな風になる。
今回は、アンパンマンの冷却シートで
不良女子高生みたいになった。。
こうなるともう、
しばらくはどうしようもない。
今の私には解決法もわからないから、
見守ってなだめるしかないんだ。
泣いたり、叫んだり、暴言吐いたり
時に私を叩いたり蹴ったりしながら
私はただ、時が流れるのを待つ。
この間、心が痛いこと。痛いこと。
マリカーやろっか?で、まさかの即復活
あまりに様子がやばかったので
ちょっと時間をおいてから
母のとっさの本能で切り替えすることにした。
母「ねえ、マリカーやろうか」
そしたら次女、まさかの意外に
「うん♡」って。
え?さっきまでの何だったの???
甘えてきて、にこにこして、
普通にゲームを始めたのよ。
あの豹変は、ワガママなの?癇癪?発達特性?
私の中で一瞬、思ったよ。
「これって、ただのワガママか?」って。
旦那は、
かなり険しい表情でこっそり動画を撮ってる。
(小児科医に言われてるの。気になる行動があれば動画撮ってって。)
でもね、
私のママセンサーが言うのよ。
「この怒り方はおかしい。“欲しいものが手に入らなかった怒り”だけじゃない」って。
普通だったらこんなに怒らないでしょ!
「売ってなかったんだ、残念だね。
また次どっかで見かけたら買おうか?」
で済むこと。
それなのに、
椅子バッタバタ倒して、暴言吐いて
叩いたり蹴ったりは異常じゃないか?
つまりこれは特性が作用してるのでは?
そして、旦那は動画を撮りながら
「わぁ…次女ちゃんこれ引くわぁーー…」って
ボソっと言ってる。
旦那も、
ワガママと発達特性の違いがわからなくて
日々葛藤してるんだわ。
一応、小児科医から、次女は
「アスペだね」と言われてるけども
実際それがどんななのか何なのか
親も意味わからない状態だからね。。。
まぁそしてそこからマリカーは
普通にやるわけなんだけどさ。次女。
この「なんでもなかった感じ」もまた
不思議なものなんだよなぁ。
こうも簡単に切り替わるかい?!
そして次女の口調は
「甘え口調」へと変化していくのだった。
そして衝撃の一言。
次女「ああ疲れた。めっちゃ怒ったから」
だって!!
うっそー自覚も記憶もあるやつやん!
こっちもめちゃくちゃ疲れたわい!!
ママが学んだこと。怒るより、まず“観察”する
本能では分かった。
「これは叱っちゃダメなやつだ」って。
最近、
ウチの子には「怒る」ことが地雷だって
気付いてきたんだよ。
本当に響かないんだよ。ウチの子たちには。
怒られたという恐怖だけが残ってしまって
怒られたその内容そっちのけよ。
そして、その恐怖が蓄積されて
「パパ怖い!やだ!」になるんだよ。
今まさにその矯正をしているところなのさ。
今回、怒らないで対処したことでの
一番大きな学びはね──
「マリカーやろう?」という声かけで、瞬間的に戻ってきたこと。
これはつまり、
“切り替えるスイッチ”をうまく押せば、
ちゃんと戻ってこれるってことだ。
癇癪だったり、パニックになったら
①共感する
②時間を見て切り替える
で、
今のところ我が家ではどうにか対処してる。
ほかに方法があれば教えてほしいくらいだ。
みんなどうしてる?!
まとめ:冷却シート事件は、心の不安が見えた瞬間だった
次女の「冷却シート爆発事件」は、
単なる“わがまま”や“イヤイヤ期”なんかじゃなかった。
- アンパンマンへの強いこだわり
- 思い通りにいかない世界への不安
- そして、それをうまく言葉にできない“6歳の限界”
「子どもの癇癪には、“理由”がある」と
心底感じた。
それは大人が決める理由じゃなくて、
“その子の中だけにある世界”から来ているもの。
でもなぁ。。。
冷静にそれはわかるんだけどさ
毎度毎度きっついよね。難しいし。
こっちだって超能力者でも菩薩じゃないからさ
イライラすることも悲しいこともあるわ。
発達育児は、マジで大変。
🍀最後に:この経験を力に変えるママたちへ
私たちは、
毎日こんな“謎の爆発”と戦っている。
そして、“叱るかどうか”を毎秒ジャッジして、
“あれがよかったのか悪かったのか”を寝る前に悩んでる。
でも、
どんなに部屋が荒れようと、どんなに椅子が倒れようと、
ウチの子の「安全基地」でいることが、何より大事なんだと思う。
冷却シートひとつで
世界が崩れるような子どもの世界。
そこに寄り添えるママであることに、
今は誇りを持ってもいいよね💜
いや、そう思わないとやっていけないよな!!
マジで。大変すぎて。
ここまで読んでくれて
どうもありがとうございます!
よければあなたの「困った事件」も、
ぜひ聞かせてください。
どう対応したかも知りたいです。
「こんなこと、うちだけ!?」って
思ってるママ、絶対いる。
でも、きっとあなたのすぐそばの家でも、
同じようなこと起きてる。
だって、現にウチがそうだから。
こういうのって、同じママさん同士
一緒に考えていけたら、
それだけでお互いにとって十分救いだと思うから。
一人きりでしてる育児じゃないって、
思えるだけで救われるからさ。
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コメント
子供の安全基地でいること…それだけなのに、それが大変という…。僕らもうるさんのように寛容な父母になれるのだろうか…。
コメントありがとうございます。本当ね、「安全基地である」というそれだけなのに、どうしてこうも難題が押し寄せるのか…この春から、なんか変ですね。引っ越しする予定なので、それを機に安定すればいいなと思います><
ダンナとヨメさんなら、知識もあるし温厚だと思うのできっと大丈夫♪